海外で生活する人にオススメの一冊があります。
今回は、尾崎英二郎さんから学ぶ「思いを現実にする力」を紹介します。
尾崎英二郎さんは、映画『ラストサムライ』、『硫黄島からの手紙』などにも出演された日本人俳優です。ブラジル在住者、あるいはブラジル通の方には、『Gaijin』にも出演された俳優さんの方が馴染みがあるかと思います。
ハリウッドで活躍されている著者から、舞台は違うけど、海外で生活しているものとして何か学べることがあるのではないかと思い、本を読み始めました。本を知るきっかけとしては、テラスハウスのギルティー侍こと大志さんが愛読しているのを見て、購入しました。
尾崎英二郎さんから学ぶ「思いを現実にする力」
今回、紹介する本はこちら!
筆者である尾崎英二郎さんが30代でハリウッドに挑戦し、様々な苦労や挫折を経験し、今では多くのドラマや映画に出演されています。
今回紹介する「思いを現実にする力」では、『ラストサムライ』、『硫黄島からの手紙』などで役を勝ち取り、いかに自分のやりたいことを願うだけではなく、それを実現するために、今の自分が出来ることは何かを考え、準備していくといったプロセスが、わかりやすく書かれており、読みやすかったです。
特に、「無名は無力では無い」という言葉は心に刺さりました。尾崎さんはアジア人俳優として活躍されていますが、海外で生活している人にも、参考になるポイントはあります。
目標を設定し、常に自分の立ち位置を知っておく
海外で生活していると、慣れない生活、語学などで多少なりともストレスを抱える方は多いかと思います。ただ、同じ日を繰り返すのではなく、目標、目的を作って、そこに対して日々行動すれば、多少なりとも今までの生活よりかは向上するはず!!
とりあえず、何でも良いので、自分の目標、目的を設定してみませんか?
私は、ブラジルに着いた当初から語学面のみ目標を設定していました。
ただ、やみくもに勉強しても意味が無いので、ある目標を立て、様々な試験を受けて、常に自分の位置を確認していました。
今まで受けた試験は、ポルトガル語検定試験(Celpe-bras)、大学のポルトガル語試験などなど受けれるものは片っ端から受けていきました。
これらは、常に自分の立ち位置を見極めるためのものです。試験を受け、点数を知り、勉強方法を改善する。
本の中で、尾崎さんはこのように書いています。
たった一行のセリフを、1シーンを、一回一回のオーディションで、僕らは勝負して役を獲得する。そのたびに、失敗し、やり直し、改善する。
このプロセスがいくつもあればあるほど、より大きな困難も乗り越える力が備わり、もっと大きな勝利をつかむことができる。
思いを現実にする力 p.15
これは、俳優に限ったことではなく、チャレンジする全てのことで言えるので、参考にされてみてはいかがでしょうか?
やるべきか、やらざるべきか
人生の選択で、私は常に「困難」な方を選び、今に至る。もし、楽な方を選んでいたら、ポルトガル語の勉強を放棄していただろう。なぜなら、ブラジルでは日系社会だけで生活することもできるので、日本語でもある程度生活が出来てしまう。あるいは、日常会話程度くらいは勉強していたかもしれない。ただ、私が目指していたものは、大学院進学だったので、より大変な道を目指してしまった。海外問わず、日本国内でも同じことが言えるかとは思いますが、困難を選んだほうが、よりスリルな人生になります・・・もちろん望まなくても、良いです。
本の中で、尾崎さんは以下のように述べています。
やるべきか、やらざるべきか、二つの選択に迷ったとき、僕は、より「困難」なほうを選ぶようにしている。
思いを現実にする力 p.21
今回の紹介は、ここまで。本当は、もっと紹介したので、今後書きます。
今回紹介した本はこちら!
Kindle Unlimited会員なら読み放題のようです。
まとめ
テラスハウスでギルティーサムライが紹介しており、気になって購入してみました。
今回、書いた部分は共感した部分ですが、本当はまだまだ書き足りないので、続きを書くと思いますが、気になる方は読んでみてください。
海外生活、あるいは挑戦しようとしている方には、オススメの一冊です。