ロックダウンしたベレンでは、先週ロックダウンの延期が発表されました。
発表時に予定されていたことと、現在の状況で何が変わったのか?
今回は、ロックダウン発表時と現在の状況について紹介します。
ブラジルロックダウン情報!ベレンで12日目になりました
ロックダウンした当初、
州政府はスーパーに一世帯一人しか行くことが出来ない旨を発表していました。
これは、外出が一人しかダメなのか、スーパーに入店できるのは1人なのか等、
「一人」をどうやってカウントするのだろうかと思っていました。
スーパーに同じ世帯が別々の入り口あるいは時間差で入店したら、どうなるのか?
結論から言いますと、後日スーパーに買いに行った時に、
各世帯一人しか買い物をしておらず、二人以上一緒にいると目立つようです。
ベレンのスーパーでは、厳密には禁止していませんでした。
ただ、ロックダウンの外出時は一人の方が良いかと思います。
ベレンのロックダウン直後は、以下の過去記事をご覧ください。
ロックダウン中は、ある組織が活発化!?確実に止められます。
ブラジルには、軍警察(州の警察)、文民警察(州の警察)、連邦警察(連邦の警察)の警察組織があります。
軍警察は、主に、公共秩序維持を担当しており、州警察と訳されることもあります。
さて、なぜブラジルの警察の説明をしたかというと、ロックダウンで州警察が活発化しています。
車で移動していると、軍警察が車一台ずつ止めて、二人以上乗車している場合は、移動の理由を聞かれます。
Uberだと、車内に二人いるので、運転手がUberである旨を伝えて終わるようです。
数人の車移動は、控えた方が良さそうです。
え、公表していた!?スーパーでは、なぜか設けられたある物の販売の時間制限
スーパーの酒類の前には、こんな張り紙が貼ってありました。

なんと、21時から翌朝6時まで酒類の販売はしないというもの。
酒類を買う場合は、21時までに会計を終わらせないといけません。ブラジルなら、並んでいたらセーフかと思うのですが、今回ばかりは時間厳守のようです。
ロックダウンの対策では発表されていなかったと思ったら、市の特例として発表されたようです。
ロックダウン時には、州と市の法律も確認した方が良いかと思います。
ベレンでは、人工呼吸器を輸入!でも、まさかのハプニング・・・。
ベレンでは、医療不足が起こり、イベント会場が仮設病院になっています。州知事は、中国から人工呼吸器を輸入したこと発表。
この中国から到着した人工呼吸機は、報道によれば、125個が壊れていました。
なぜこの時期に中国から輸入したのか!?という疑問もありますが、緊急事態なのに、壊れているなんて・・・。
開いた口が塞がりません。
現時点では、ロックダウンは、24日までの予定ですが、今回の延長発表により、
ロックダウンを行う地域を拡大しました。さらに延長される可能性もあります。
早く終息することを願いつつ、他州でロックダウンする可能性もあるので、
参考にしていただけたら幸いです。
(後日談)
コロナ解除になりました!解除については、過去記事をご覧ください。
まとめ
ロックダウンしたベレンの12日目の現状をお伝えします。
先週、ベレンではロックダウンの延長が発表されました。
今回の延長発表により、ロックダウンが実施される地域がさらに拡大しました。
ロックダウン実施には、スーパーの入店を各世帯一人のみとのことでしたが、
二人以上で行動すると目立つので、やはり一人で行かれた方が良いかと思います。
今回のロックダウンで活躍しているのが、州警察。
州警察が車を一台ずつ止めて、移動の目的などを問う検問があります。
ロックダウン中は、数人の車移動を控えた方が良さそうかと思います。
スーパーでは、こんな異変もありました。なんと市の特例により、お酒の販売は午後9時までになりました。
お酒類は9時までに買わなければならず、時間が厳守されています。
ロックダウン時は、州と市の法令を確認した方良いかと思います。
今後、他州でロックダウンする可能性もあるので、参考にしていただけたら幸いです。