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【文化】知ってた!?パラ州の祭りで食べる料理を調査してみた

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「お正月」は、日本では三ヶ日、中国では春節祭、ブラジルではクリスマス等、
国によって「お正月」の時期は異なります。

ブラジル北部パラ州は、同じブラジルでも「お正月」の時期が異なります。

今回は、パラ州のお正月について紹介します。

国が広いとはいえ、まさか州によって必ず帰省する時期まで異なるとは驚き!?

パラ州の「お正月」!?世界中から人が集まる日

北部パラ州では、カトリック大祭の一つ、
シリオ・デ・ナザレ(O Círio de Nazaré)が行われます。

この日は、宗教等には関係なく、パラ州民にとっては「お正月」にあたります。

日本の「お正月」のように、どこにいてもパラ州民は帰省します。

さらに、世界中から信者たちが集まり、街は大変なことになります。

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ナザレ大祭は、毎年10月第2週目の土曜日に行われます。

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この日は、日本の「おせち料理」に匹敵するほど、時間のかかった郷土料理を食べます。

この郷土料理、ちゃんと調理しないと大変なことになります。

パラ州の郷土料理は、命がけで食す!?

マンジョッカを使っている料理が多い、パラ州の郷土料理。

このマンジョッカには、毒素が含まれているので、生では絶対に食べないでください。

では、郷土料理を紹介していきましょう。

マニソバ(Maniçoba)

同じブラジルでも、パラ州の人は、ブラジルのフェジョアーダよりも食べてるのでは無いでしょうか!?

そのため、パラ州のフェジョアーダとも呼ばれています。

見た目からは、お世辞にも美味しそうとは言えません。

でも、栄養満点の料理なんです!まず、マニソバの食材から紹介しましょう!
ブラジルでおなじみの食材、マンジョッカの葉っぱ、マニーバを使います。

このマンジョッカには、毒素を含むため、7日以上もグツグツと煮込まなければいけません。
マンジョッカを薪で煮込むのですが、7日間も調理するのは大変!

市場やスーパー等では、すでに調理されたものが売っています。

調理したマニバに、牛肉の塩漬け(Charque)、牛の胃壁(Bucho)、豚の臓器類を入れて、さらに煮込みます。

葉っぱの独特な味と肉の部位から出るハーモ二ーが絶妙です!

ちょっと干草のような香りがあるので、賛否は分かれるようです。

ちなみに、私は一回目は苦手でしたが、何度か食べるうちに美味しさを感じるようになりました。

出来上がりがこちら!

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見た目よりかは想像できませんが、クセになること間違い無し!?

トゥクピー料理(Pato no tucupi)

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本来の料理は、アヒルを使用しますが、鶏肉の方が食べやすいので、
日系人の家では鶏肉を使用した、Frango no tucupi。

先ほどは、マンジョッカの葉っぱを使った料理をご紹介しましたが、今度は芋の部分を使います。

マンジョッカ自体に毒素が含まれているので、トゥクピーも3~5日間煮込みます。

こちらもマニバ同様、調理されたものトゥクピーがスーパー等に売られています。

マニソバに比べると、日本人に馴染みやすい味です。

アサイーと魚料理(Açai com a peixe)

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アサイーといえば、朝食で食べるアサイーボールを想像する方も多い方かと思いますが、
アサイーをご飯感覚で、魚と一緒に食べます。
ご飯もついてきますが、濃厚なアサイーと魚の食感は絶妙!

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アサイー自体は無味無臭なのですが、この食べ方はクセになります!

このアサイー、新鮮でないと寄生虫がいる可能性があります。

出来れば、安全なスーパーやレストランで購入、あるいは食べてみてください。

シリオの日は、まるでお正月のように、郷土料理を作り、家族で囲んで食べます。

初めて食べるとビックリする味覚、食感が多い料理たちばかりですが、

いつのまにか食べたくなる、クセになる料理たちばかりです。

もともと、先住民族の文化を強く受け継いでいるパラ州。
食卓に並ぶまでの手間暇、時間は、まるで「おせち」のようです。

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