
ブラジル料理にガレットがあるらしい。
家で作ってみたい!
こんな疑問に答えます。
今回は、リオデジャネイロの郷土料理ガレットを紹介します。
ガレットと言うと、フランスのガレットを想像する方もいらっしゃるかと思いますが、
「ガレット」は、ソバ粉を使わない料理なんです。
日本でも作れるので、ぜひ作ってみてください。
リオが誇る郷土料理、ガレットの正体とは!?
ガレットとは生後28日から30日にも満たない、800g未満の若鶏を炭火で焼いた料理です。
もともとブラジル南部に移住してきたイタリア人が、
お祝いなどのパーティーの時に野生の鳥を狩り、焼いていたのが始まりと言われています。
その後、狩猟が禁止され、安価で簡単に食べられることから、若鶏が食べられるようになりました。
ブラジルの専門誌(Veja rio)では、ガレットをリオの郷土料理として紹介しているほど、南部で始まったガレットは、いつしかリオで大繁盛しました。
その結果、お店ごとに常連客のカリオカ(リオ州の人々)がいて、
カリオカ達のソウルフードになりました。
リオの人々が愛するガレットを家で再現してみました!!
超簡単!!ガレットを家で作ってみました!!
ガレット一匹
ニンニク 6粒、玉ねぎ 一個
調味料 オリーブオイル 大さじ4杯、塩 胡椒 少々、しょうゆ 大さじ2杯
酢(出来れば リンゴ酢) 大さじ6杯
ガレット一匹

ニンニク、玉ねぎをみじん切りし、
調味料の酢、しょうゆ、オリーブオイルを混ぜ合わせます。
ガレットを塩と胡椒を少量でガレット全体を揉み込みます。

ガレットに先ほどのソースをつけ、全体にしっかり馴染ませ、一晩冷蔵庫に置きます。

冷蔵庫で、一晩寝かせ、オーブンで焼き上げたら出来上がり!

残念ながら、ガスを切らしてしまい、ノンフライヤーで焼き上げました。
ノンフライヤーを200度で余熱し、片方15分、裏返した時に残りのタレを再度漬け、
残りも15分焼き上げたら出来上がり!
完成したガレットは、こちらー!

ココがみそ!
醤油を使うことにより、若鶏にちょうど良い焼き色と香りがつきます。
お酢は、隠し味に使いますが、普通のお酢よりも、リンゴ酢の方がより美味しくなります。
しっかり揉みこむことにより、全体に味がしみ込みます。
日本でも、購入できます!ご家庭でガレット作ろう
ブラジル産の若鶏は、日本でも購入できます!
オーブンの代わりに使ったのが、ノンフライヤー。
簡単に焼けるし、ヘルシーなので、良いですよ。
ガレットを食べるなら、ここ!リオで一度は行きたいレストラン
リオには、たくさんのガレット専門店があります。
色々食べ歩きましたが、リオに行くと必ず食べに行くお店があります。
1960年代からオープンしている老舗中の老舗!
一晩ソースに漬けてあるので、チキンの中にも味が染み込んでいて、
さらに、炭火で焼いているので、皮はパリパリ、中は身がふっくらとジューシー。
・O Galeto Centralのお店情報
リオ流の食べ方は、ガレット、ブロッコリーのご飯、ポテトの付け合わせ!
ガレットも美味しいのですが、一緒に食べたいのは、ブロッコリーのご飯。
ブロッコリーをすり潰している、ご飯なんです。

ガーリックが効いているので、より食欲をかきたてます。