
ブラジル人って、すぐに仲良くなれるかと思ってた。でも、実際は不明なことが多い。ブラジルでの付き合い方、あるある情報あったら知りたい。
こんな疑問に答えます。
ブラジルで生活し始めた当初は、「ブラジル人」との付き合い方に悩みました。
こんなに多種多様な人で溢れかえっている国なのかと。
今回は、ブラジルで悩まない人間関係の作り方について紹介します。
早い話、ブラジルでは人間関係で悩むことがムダ。
ブラジル人と相性が悪いのではなく、
ブラジル人の「その人」とたまたま人間関係が合わないだけなので、つぎ行きましょう!
仕事関係では適度に距離を取るしかありませんが、
プライベートでは、徐々に距離を置いて、フェードアウトした方がストレスフリーになります。
元も子もない結論になりましたが、この結論に至った経緯を紹介しています。
さらに、ブラジルで生活してきて、一定のあるあるが分かってきたので、紹介します。
日本のように、きっちり時間通りにいかなくても大丈夫。何事も、相手を見てねということです。
これからブラジルに住む方や生活し始めた方の参考になれば幸いです。
ブラジル人は、一括りに言い表す事ができない

元も子もないですが、ブラジルには多くの移民者が来て、その子孫で成り立っている国。
「ブラジル人」と一括りで言い表す事が出来ません。
日本人は、「真面目」「勤勉」などの印象やイメージがもたれていますが、
ブラジル人に対しての印象は「人それぞれ」。
言い表せないからこそ、ブラジル人と知り合うのは楽しいし、面白いです。
カリオカ(リオ出身者)が周囲に多いのですが、カリオカも一括りで語ることはできませんし、
その人の背景を踏まえて、人間関係を作らなくてはいけません。
私の友人で言えば、一番約束を守るのもカリオカだし、約束を破るのもカリオカ。(笑)
カリオカを悪く言う人もいますが、当然の事ながら、カリオカも人によります。
ブラジルには、色んな国から移民が来ており、州によっても州民性が異なるので、
ブラジル人と付き合いで悩んでいる方は、その人との相性が悪いだけなので、
次に行きましょう!
カリオカもブラジル人も一括りで表せないのが、ブラジル人の面白いところ。
「向かっているよ!」は、気持ちだけ。実は一歩たりとも移動していない。

友人と待ち合わせをしていて、先にお店や待ち合わせ場所に着いた時に、
友人から「今、向かっている」と連絡がきますが、本当は一歩たりとも移動していない。
気持ちは向かっているけど、まだ動けていません状態なので、結構待たさせる・・・。
州民性に関係なく、結構この手は使われます。
家から5分のところに住むご近所さん。
家に招待したとき、「向かっているよ」と連絡が来て、1時間後に到着。
(家にいたのは確認済み。笑)
家から徒歩5分に住む友人、何処から来たんだ!と言いたくなります。
「向かっているよ」は(気持ちは)向かっているよ!ということ。
本当に来てるか確認したいときは、電話が有力。
約束はあってないようなもの。基本無いと思った方が楽。

友人たちと何かの約束をして、「また来週」「また明日」と言って別れても、
約束はなかった事になっています。
日本ではスケジュールを立てますが、ブラジルでは数日前か当日の約束がほとんど。
ちゃんと約束が守れる人は、大事にした方が良いです。
経験した「約束」の破られ方
友人とブラジルの料理教室に行く約束をしました。
料理教室は登録手続きが必要だったので、手続きに行く日も決めました。
家が二軒隣なので、行くだろうと出かける準備をして待っていました。
車は出してもらう予定だったこともあり、催促は出来ません。
しかし、いくら待てども、連絡は来ません。
結局、毎週家に来て、手続きする日を決めるのですが、ことごとく全部すっぽかされました。
「約束」は、今までは必ず守らなければならないと思っていたのですが、
約束は合ってないようなもの。
ちゃんと約束を守る人がいたら、大事にした方が良い。その他は、気分で決めてよし。
その後も、友人とは近所だったこともあり、会えば話しますが、徐々に疎遠に。
基本的には、「ん?」と違和感を感じたら、距離を取る方が無難。
いま、ブラジルでも仲良い友達がいますが、
言語の違いとかではなく、そもそも「その人」と合わなかっただけの話なので、
気にすることはありません。