ブラジルのコロナ感染者数は、日に日に増えています。
本当に、ブラジルの感染者数は世界第二位なんでしょうか?
保健省が辞めさせられたことで、見えてきたコロナ感染者の真実。
今回は、ブラジルのコロナの感染者数について述べたいと思います。
ブラジルのメディアは反大統領の政党を支持しているので、
真実が報道されることは少ないです。
今の大統領の発言などからして、擁護する気はありませんし、擁護する気もありません。
ただ、ブラジルのメディアが報道することはない、ブラジルのコロナウィルスの事実をお伝えできればと思っています。
なぜ、ブラジルのコロナ感染者は世界第二位になったのか?
中国は、感染者数を少なく計算するなど隠蔽していましたが、
ブラジルでは反対のことを行いました。
何を行っていたのか?
ブラジルでは、コロナの感染者を多く計算していました。
なぜ、多く計算する必要があったのでしょうか?
ズバリ、前の保健省マンデッタ大臣から感染者数が多い州に、
コロナ対策の支援金がまわるようになっていたからです。
コロナ対策支援金の絡繰り(からくり)
辞任させられたマンデッタ元大臣は、ブラジルの全州へのコロナ対策の支援金として、
40億レアルを追加しました。
多くの感染者を報告した州には、より多くの支援が送られていました。
州政府は、経済が止まっているので、より多くの支援金欲しさに、原因不明の死亡、風邪、癌などで亡くなった数まで、コロナ感染者として計算されることになりました。
州知事にとって、支援は受けられるし、感染者が増えたことによって、大統領を失脚できると考えたようです。
マンデッタ元大臣が中国の大使に働きかけ、中国から支援やノウハウ、多くの医療品を輸入しました。この大使は、サンパウロ州知事も会っていたようです。
しかし、元大臣が辞任させられたことにより、支援金も打ち切り。
これに焦った州知事達が経済再開へと動きました。
そもそも外出自粛は必要だったのか?
WHOの局長が言うには、外出自粛は、日本やアメリカなどの先進国では出来ますが、
国によって対応を変えないといけません。
ブラジルでは、その日暮らしの労働者が多く、仕事を無くして、
食事どころか、生きていくことはできません。
さらに、ブラジル国内の学校には14億人の生徒が在籍し、教育だけでなく、
食事をするために通っている子もいました。
大統領の発言は、軽はずみな発言も多々あったので、擁護はできませんが、
経済を止めたくなかった背景には、ブラジル国民の生活があったのです。
ブラジルにとってのコロナウィルスの意義
ブラジルでは、コロナウィルスを政治的にも利用しています。おまけに、政党までにも入っています。大統領を失脚させるように計画されたりしていますが、これは憲法違反にあたります。
なぜなら、コロナウィルスはブラジルで作られたものではなく、外国から入ってきたもので、例えば、外国人が選挙できないように、コロナウィルスも政治に関与することはできません。
結果的に、コロナウィルスは政治に利用され、感染者数は不明になりました。
今回の記事で参考にした記事および動画



まとめ
ブラジルのコロナウィルス感染者数は、日に日に増えています。
しかし、それと同時に、保健大臣の相次いでの辞職、そして経済再開。
ブラジル国民を考えているとは思えず、経済再開の背後には何があるのか?気になって調べてみました。
元大臣が辞任させられたことで、明らかになったお金問題。
やっぱり!という感想しか出ませんが、感染者数を多く報告した州には支援金を払い、そして同時に、大統領を失脚させようという計画。
外出自粛を出来る人はいいですが、
ブラジルには多くの人が、その日暮らしの生活で働かなくては生活していけません。
大統領の発言を擁護するわけではありませんし、擁護する気もありませんが、
経済を止めたくなかった発言の裏には、ブラジル国民の現状があったのです。
結果的に、コロナウィルスさえも政治利用してしまうブラジル。
今となっては,マンデッタ元大臣と州知事達によって、感染者数は不明となりました。