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【書評要約感想】外国人力士はなぜ日本語がうまいのか|語学が上達するコツ

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ブラジル生活
Diverse friends holding speech bubbles
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「外国語は、どうやったら上達するのだろうか?」
「語学が上達するコツがあれば、知りたい!」

こういった疑問に答えます。

今回の記事では、『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』の書評を紹介していきます。

  • この本を読んでどんなことが得られるのか?
  • 何について学べる本なのか?
  • どのような内容が書かれているのか?

    などについて紹介します。

語学が上達するヒントが隠されている!

こんな風に友人と外国語で話せたら、なんて素敵なんでしょうか!

だけど、外国語は母語とは異なるので難しい…。

でもでも、外国人が日本語取得で使うコツを知れば、言語取得がもっと身近になるのではないかという観点から、身近な外国人で流暢な日本語を話すといえば、溶け込みすぎて外国人のイメージがない「お相撲さん」!!彼らの日本語取得のコツを探りました。

語学は使わなければ、上達はありえない

語学が上達したいのに、どうやったら上手になれるのか?

「言葉を切る」ということです。

海外にいるのに、日本語ばっかり話していたら、言語取得は難しいですよね。

ここでいう「言葉を切る」ということは、どういうことなのか?

日系社会があるブラジルでは、日本語とポルトガル語が混ざった「コロニア語」が存在するので、
日本語で生活しようと思えば、いけなくないこともあります。

でもでも、そんなことをしていても、ポルトガル語の取得には程遠いですよね!?
そこで、日本語ではなくポルトガル語を使う環境に、自分を追い込む!

日本語やコロニア語が通じるもので集まるのではなく、一人行動を増やしたり、
これらの言語が通じないブラジル人と行動を増やすことで上達するということです。

失敗談が、語学向上に繋がる

この本を読んでいて、ふと思いました。

日本語が上手な力士たち、いったい流暢な日本語を話すまでに、どんな経験をしてきたのだろうか?と。

完璧な言語取得を目標にしているけど、難しいわけで…そのプロセスが知りたい。

どんどん話して、失敗して、上達するということでした。

失敗した経験が、語学の向上に繋がるというわけです

語学が上達する人と上達しない人の違い

「外国人力士はなぜ日本語がうまいのか」の後半では、語学が上達する人としない人の環境や外国語の取得のコツが紹介されています。

全てを紹介することはできないのですが、その中でも特に重要だと思った点をピックアップして紹介していきたいと思います。

日本語や通訳に頼らない

国際結婚では、夫や妻の国で生活をする場合もあるでしょう。配偶者に頼ることで、彼らは良かれと思って、通訳をかって出てくれます。

少しでも負担を減らそうと、ありがたいことなのですが…結論を言えば、現地の言語の取得が遅れます。

ネットワークを広げる

外国人力士は、さまざまな日本人とのネットワークを創り出しています。例えば、親方、兄弟子、おかみさん、床山、行司、呼び出し、相撲教習所、商店街の皆さん、タニマチ、それから一般のファンなど。

こんなに多くのネットワークに属することは難しいですが、一つの手がかりがココにもあります。

外国語が上達する秘訣は、さまざまな人との付き合いの中で磨かれた結果。

母語とする人々とどのようにネットワークを作り、広げていくかが重要なのである。

強い動機

外国人力士の日本語が上手な理由は、出世したいという強いハングリー精神があります。

出世したいなどの理由はありませんが、それでも現地の大学に進学したい、友人が欲しい、自立したいなどのハングリー精神はあるかと思います。

要は、言語を身につけないとどうしようもないという強い動機が大切です。

外国語にいても、その土地の言語が話せるかは努力次第

最近、ある友人に会いました。その方は、ブラジルに20年在住ですが、ポルトガル語が話せません。

数年前に、「Ontem (昨日)をいえば、過去なのよ」とむちゃくちゃなことを言っていました。
ポルトガル語には、相手によって動詞の形が変わるだけでなく、過去形も種類があります。

それが、最近会うと、大学のポルトガル語の市民講座に通っているというのです。
何があったのかと聞くと、ジムに通い始めたので、おばさんたちと井戸端会議がしたい、話したいとのことで通っているとのことでした。

20数年間留まっていた日本語話者の世界ではなく、ネットワークを広げたことにより、
ポルトガル語を勉強する強い動機になったのです。

外国人力士はなぜ日本語がうまいのか|書評まとめ

今回は、

『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』に関する書評

を紹介しました。

この本は外国人力士が日本語をどのようにして習得していくよりも、「外国語をうまく話すコツ=マインド・環境」の部分を変える必要があると教えてくれます。

私が知っているポルトガル語話者を思い浮かべてみても、やはり「語学が上手=環境・マインド」の方が多いように感じます。

  • 通訳には頼らずに、自ら率先して話す
  • その国のネットワークを広げる
  • 話したいという、強い動機を持っている

このような人は例外なく語学が上達しています。

  • 語学が上達したい人
  • 国際結婚して移住する人や留学生
  • 海外でネットワークを広げたい人

にはおすすめの本になっています。

あなたもぜひ『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』を読んで、語学が上達するマインドを身につけてくださいね。

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