
ブラジルで生活することになった。
治安が悪い国と聞くけど、行動の対策があれば知りたい。
こういった疑問に答えます。
今回は、ブラジルで危険な目に合わないための行動編の対策を紹介します。
在住6年目になりますが、一度も危ない目に遭ったことはありません。
しかし、ブラジルでは、常に警戒心を持って外出しなければいけません。
運とタイミングもあるので、必ずしも被害に遭わないとは言い切れませんが、
自分自身で対策できることもあるので、参考になれば幸いです。
ブラジルで注意しないといけない、持ち物と服装編
→ブラジルの治安で悩む方へ。カモにされない対策を紹介します
行動編
カメラやケータイで、すぐに写真を撮らない
カメラやケータイで、風景を取りたい気持ちはすごく分かります。
でも、ブラジルではカメラやケータイを取り出す前に、怪しい人が近づいて来てないか、
周囲を確認してください。
過去の被害では、一眼カメラをぶらさげており、カメラの紐を切られ、
気づかれないうちに取られる例もありました。
カメラやケータイは、スリや泥棒の標的になりやすいので、お気をつけください。
お金は分散して所持する
外出する際に、財布は所持されるかと思いますが、お金を分散して持つことをオススメします。
被害に遭った時に、もし財布をとられてしまったら、
帰宅するにも困るので、常に分散して所持した方が良いです。
- 極力、現金は持たない
- 泥棒対策用に、現金を所持(何かあった時用に渡す)
今までに被害にあったことは幸いにもないのですが、常に最悪の事態を考えて準備した方が良い。
背後には常に警戒心を!
歩道を歩く時は、背後に注意してください。
過去の事例を見ると、背後から近づいてきて、ナイフや銃で脅されることもあります。
背中にも神経を張り巡らして、変な人がついてきたと思ったら、
近くのお店でその人が通り過ぎるのを待つ。
不運な時は、ケータイや財布を取られるだけでなく、それ以上に危ない目に合うこともあります。
昼夜問わず、背後に不審な行動をする人がついてきていないか、注意してください。
レストランでは入口が見えるところに座る
レストランでの強盗もあります。
そのため、レストランでは常に入口が見えるところに座ること。
誰が入ってきたのか分からない位置や入口を背に向けていては、
強盗が入ってきても分かりません。
そして、すぐに逃げれるような場所なら、なお良し。
レストランで外食する時も、常に警戒心を持って座りましょう。
荷物は目の届く範囲に置く
レストランで座るとき、荷物は絶対に目が届くところに置きましょう。
椅子の背もたれ部分にかけて、仮に取られたとしても、
荷物をみれなかったので、仕方ありません。
リオのオリンピック時に、床に置いていたら無くなったと被害情報がきましたが、
荷物が無くなっても仕方ありません。
正直、平和ボケ、あるいは海外初心者なのかと思います。
荷物は肌身離さない方が良いですが、食事などの邪魔にもなるので、
必ず目の届くところに置いておきましょう。
夜間の外出を控え、人気の無いところは避けて
最初にブラジルに来た時は、18時以降はタクシーで移動するように言われました。
日が暮れた後は、被害に遭いやすく、とても危険です。
ブラジルでは、日中に限らず、人気のないところは通らない方が良いでしょう。
もし、被害にあったら、犯人の顔は見ずに、要求に従ってください。
ブラジル国内で場所を問わず、スリや強盗はあります。
スリや強盗では、ニュースで報道されないうえに、いつ自分の身に起こるか分かりません。
ブラジルを始め海外で生活される方は、家以外では常に警戒心を持って、行動してください。