ブラジルの選挙は、日本と異なる!?
ブラジルの選挙は、外国人のは関係ないと思っていませんか?
実は、あることをすれば、逮捕される可能性があります。
今回は、選挙の日に逮捕されるかも!?外国人の私たちも気をつけないといけないこと
について紹介します。
この記事は、以前のブラジル大統領、州知事選挙の日を元に作成しました。
選挙の日にはくれぐれもお気をつけください。
投票権が無い外国人も選挙当日である行動をすると逮捕される!?
投票権が無い外国人は、ブラジルの選挙に関係無いかと思いますが、
実はある行動を行うと、外国人も逮捕される恐れがあります。
違反行為
- 酒類の購入
- レストランでの飲酒
領事館から、大統領選挙時には以下のような通達が来ました。
○10月7日(日)のブラジル大統領選挙等の実施に伴い,パラー州では食料品店などで酒類の販売行為が禁止となる措置が執られる可能性があります。
○当地治安当局も各所で取締まりを強化することから,十分な注意が必要です。
報道によれば,10月7日(日)のブラジル大統領選挙等の実施に伴い,10月7日(日)午前0時から午後6時までの間,レストランやスーパー,また飲食店や食料品店での酒類の販売行為が禁止となる措置(LEI SECA)が執られる可能性があり,その場合は,それらの場所及びオープンスペースにおける飲酒は犯罪行為となります。
また,当地治安当局も週末の選挙を控え,各選挙会場や集会場,飲食店,主要幹線道路等の取締りを行います。
大統領選に限らず、ブラジルの選挙日の飲酒は、外国人も逮捕される可能性があるので、
ご注意ください!
ブラジルの選挙活動
ブラジルの選挙では、各候補者に投票します。
大統領選でも同じく、大統領候補者に直接投票できます。
日本の街頭演説よりも、スタッフが旗を振って、候補者の認知度を高めます。

選挙活動の一環として、路上ではポスターやチラシを配る支援者が多くいました。

旗振っているスタッフは、雇われているだけなので、選挙や政策について聞いても、
大半の方は理解していません。
他にも、歌が作られ、リズム芸人のように、テンポの良いリズムで、名前と候補者番号を歌うなど、
覚えてもらう工夫がされています。
ブラジルでは、投票が義務化されており、政治に関心ない人でも覚えてもらいやすいように工夫されています。
ブラジルでは投票は義務!?
ブラジルでは、国外出張等の投票出来ない理由がない限り、投票しないと、罰金やパスポートが発給されません。
投票出来なかった場合は、60日以内に選挙裁判所で投票出来なかった事情を伝えなければなりません。
それ以降は、罰金が課せられます。ただし、60歳以上は義務化されていません。

大統領選挙時は外で2時間くらい待ちました。
配偶者が投票する場合、午前中に行かれることをオススメします。
ある日の選挙当日
選挙当日は、日本同様に選挙活動してはいけません。
驚いたことに、個人が立候補者の名前や顔が書いたシャツを着用しても、
選挙活動には当たらないようです。
選挙管理人は市民から選ばれます。選挙管理人達が、政治に関するシャツを着用、あるいはアイテムを使用することは禁じられています。

当日は、投票を不正に操作する恐れがあるので、団体の会合やミサも行ってはいけません。
ブラジルの選挙は、日本の選挙とも異なるので、興味深いです。
まとめ
ブラジルの選挙活動は、日本と異なる!?
国外出張等の投票が出来ない理由を除き、 ブラジル人は投票が義務化されており、
投票しなければいけません。
投票出来なかった場合は、罰金やパスポートが発給されない可能性があります。
ただし、60歳以上は義務化されていません。
注意しなければならないのは、選挙日には、会社や団体の会合、ミサ等は取り締まりの対象になります。また、レストランの飲酒、酒類の購入は、違法行為にあたります。
これは、ブラジル人だけで無く、外国人も逮捕される可能性があります。
領事館からも注意喚起の通達が来るので、知らなかったでは済まされません。
選挙日は、外国人も逮捕される恐れがあるので、くれぐれもご注意ください!
いかがでしたでしょうか?
今回は、選挙の日に逮捕されるかも!?外国人の私たちも気をつけないといけないことについて
紹介しました。