ブラジルの生活

【海外生活者向け】村上春樹のエッセイから学ぶ、海外生活で通る3つのポイント

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海外で生活すると、必ず当たる言葉や文化の壁。

もし、 事前にアドバイスをもらえたら、心の準備が出来ると思いませんか?

ブラジル等の海外で生活されているや海外に行かれる方にオススメの一冊を紹介します!

紹介する本は、村上春樹さんの『やがて哀しき外国語』です。

やがて哀しき外国語 (講談社文庫)

村上春樹さんの名前は、一度は聞いたことがあるかと思います。世界中で人気の作家です。

アメリカでの生活を基に書かれているので、海外生活の大変なことなどを知れるのでは無いかと思い、読んでみました。

英語だけでは無い、外国語で話すための秘策

筆者がアメリカの大学で客員研究員として在籍していた頃の経験を基に書かれたエッセイです。

アメリカでも、ブラジルでも、母国以外の国で経験することは一緒では無いかと思い、
読みましたが、エッセイなので、サクサク読めました。

この本を読んだ時は、ポルトガル語は日常会話レベルで話せるけど、団体の会話にはついていけないという感じでした。

ポルトガル語をいくら勉強しても、1人の友人とは話せるけど、
大人数になると、ついていくのがやっとの状況でした。

私の周りにいるブラジル人はリオ出身者が多く、リオ出身者のポルトガル語はブラジルでもトップクラスの速さなんです。車で例えるなら、F1のようなスピードで、いつのまにか話題が変わってたことは、よくありました。

勉強しているにも関わらず、会話についていけない。こんなに悔しいことはありません。

そんな時に、この本に出会い、今まできれいに話すことを心がけていましたが、いかに簡潔に伝えるかが重要なんだと思うと、肩の力が抜けて、楽になりました。

僕の経験から、外国人に外国人で自分の気持ちを正確に伝えるコツというのはこういうことです。

(1)自分が何を言いたいのかということをまず自分がはっきりと把握すること。そしてそのポイントを、なるべく早い機会にまず短い言葉で明確にすること。

(2)自分がきちんと理解しているシンプルな言葉で語ること。難しい言葉、カッコいい言葉、思わせぶりな言葉は不必要である。 

(3)大事な部分はできるだけ言い換えること。ゆっくりと喋ること。

やがて哀しき外国語(文庫本)P.179

言語取得や外国語の勉強に行き詰まった時に、読んでほしいです。

海外でよく聞かれる質問

ブラジル人と知り合って、結構な頻度で聞かれる質問があります。

・ブラジルは好きか?

・何をしているのか?

この「何をしているのか?」に対して、例えば「家で主婦しています。」と言っても、納得はしてくれません。

私は転勤族の妻で、仕事をするにしても、外国人なので、日本語の先生など職種は限られています。

現在、準備期間なのですが、外国人はブラジル人と労働条件が違うのよ!なんて言っても、聞いてくれません。

基本的には、女性も「何かしている」ことを求められます。

例えば、日本企業の駐在の旦那さんと一緒に同行してきた家族も、ビザの関係で仕事等は出来ないにしても、同じ回答が求められます。

これは、ブラジルが男女関係なく仕事をしており、友人曰く、家にいるではなく、「何かしないと」という事らしいです。それが、例えばポルトガル語を毎日勉強している、など簡単な事でも良いようです。

「自分は自分、他人は他人」のモットーで生きている私にとって、他の奥さんが何してたって構わないんだけどと思いながらも、ブラジル人、特に女性は理想の答えがあるようです。

この手の質問は、ブラジルだけでなく、アメリカも同じようです。

奥さんは何をしているのか?(中略)しかしこれに対して手短に、かつ正確に答えるのは簡単ではない。(中略)なにしろそこには「期待される回答像」というのが確実にあって、そこにうまく着地しないとなかなか納得してもらえないからだ。

やがて哀しき外国語(文庫本)P.152、P.154

外国で暮らしていて、思うこと

いま、コロナの影響で大変な状況ではありますが、どこにいても生活のリズムは変わらないし、外出出来ない不自由はあるけれど、至って何も変わらないという点では、いま自分が出来ることをしていくしかないのではないかと思っています。

コロナ関係なく、日常生活で、日本、ブラジル、アメリカでも、頭にくる事はあるし、人種差別だってあるし、言葉が通じず、イライラする事もあります。

僕個人に関していえば、アメリカにいても日本にいても、生活の姿勢にはそれほどの変わりはない。

がて哀しき外国語(文庫本)P.34

私は、このコロナの中ですら、何も変わっていません。一時帰国しても、二週間ホテルか何処かに缶詰だし、陽性反応があれば、同じ日本人でも非難される。ブラジルでも日本でも、生活は同じような気がします。

要は、今できることを着実に行動していくだけかと思っています。
今回紹介した本は、こちらです。

まとめ

今回は、村上春樹さんの『やがて哀しき外国語』から、海外生活で通る三つのポイントを紹介しました。

・言語の壁

・必ずと言って良いほど、聞かれる質問

・海外で暮らしていて思う事

いかがでしたでしょうか?

私は、この本で何度も助けられました。

海外で生活されている方や予定者にオススメの一冊です。ぜひ、読んでみて下さい。

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