ブラジルといえば、年中暑いイメージかと思います。実は、南部には霜も降るほど寒い場所もあります。日本の四季と大きく異なり、昼は30度以上、夕方以降寒くなるという、1日の寒暖の差が激しいこともよくあります。
それでも、ブラジル人はビーチとお酒が大好きなので、昼間は海辺でキンキンに冷えたビールをひたすら飲むのが、ブラジル人の休日の過ごし方。
今回は、世界が誇るビール消費国ブラジルのビール事情について紹介します。
ブラジル流お酒の事情
ブラジルでは、同性だけの飲み会という習慣がありません。会社等の忘年会や食事会には、家族で参加するのが一般的。
これは、ブラジル文化の特徴で、仕事以外の時間は、家庭を大切にしています。
ブラジルにも、上司や部下という構図はありますが、プライベートの場で食事をしても、お酌という文化はなく、自分で自分の分を注ぐのが一般的です。自分の好きなペースで楽しみます。
日本もブラジル北部も暑い時期ですが、キンキンビールで暑い夏を乗り切りませんか?
ブラジル流キンキンビールの作り方!
ブラジルでは、キンキンに冷やしたビールを飲みます!
日本でも作れるので、キンキンビールを作ってみませんか?
キンキンビールの作り方
キッチンペーパーを濡らし、缶ビールに巻きます。
そのまま、冷凍庫で冷やせば、キンキンビールの出来上がり!
濡れたキッチンペーパーを巻くことにより、早く冷えます。
ビールが完全に凍る前に取り出してください。
破裂する恐れがあるので、冷凍庫に長時間放置は危険です。
ブラジルのビールは、持ち方を間違えると飲めなくなる!?
ブラジルでは、ビールを冷蔵庫ではなく、冷凍庫に入れ、凍る直前までキンキンに冷やしています。中には、シャベット状まで冷やしたビールが出てくることもしばしばあります。
ブラジルのBarやレストランで飲むビールは、キンキンに冷えているものが多いことが特徴的です。日本のように、ビール瓶の注ぎ口を握ってしまうとすぐに凍ってしまいます。
ブラジルでビールの一般的な注ぎ方
瓶の注ぎ口付近と瓶の底を持ち上げながら、コップに注ぎます。
レストランでは、店員が注いでくれるので大丈夫ですが、Barでは注ぎ方にご注意ください。暑い場所では、すぐにビールが緩くなるので、一度に飲む分だけ注文した方が、美味しいビールが飲めます!
ブラジルのビール、実は同じメーカーだった!?
ブラジルは、世界何位のビール総消費国だと思いますか?
実は、第3位なんです!!!!
2018年のデーターですが、最新版になります。

ブラジルのビールは、日本のビールと比べて、苦味は少なく、軽い飲み口が多いです。
とてもさっぱりしているので、飲みやすいです。

驚くことに、ブラジル国産ビールの主要ブランドは、「アンタルチカ」、「オリジナル」、「スコール」、「ブラーマ」などがありますが、実はこれらのビールは全てラテンアメリカ最大の飲料メーカー「アンベブ」の商品なので、同じ工場で作られているため、商標は違うものの、ビールの味わいにそれほど差はありません。

一回、味比べしてはいかがでしょうか?
まとめ
ブラジルでは、年中暑いところかとイメージかと思いますが、1日の寒暖の差が激しい時期があります。それでも、ブラジル人の休日は、ビーチで凍る直前まで冷やしたキンキンのビールを飲んで過ごします。
ブラジル人がこよなく愛するビール、実は世界第3位のビール総消費国だったんです。苦みが少なく、軽いので飲みやすいのが特徴です。
様々なブランドのビールがありますが、実は販売している種類の多くは、同じメーカーのビールだったんです。そのため、どのビールを飲んでも、大きな差はありません。
ブラジルのビールの特徴は、凍る直前まで冷やしています。日本のような注ぎ方をすると、ビールが凍ってしまうので要注意!ブラジル流の注ぎ方で、キンキンに冷えたビールを楽しんで!
ブラジルでは、仕事以外の時間は家族同伴が多く、家族を大切にしているというブラジルの文化を象徴した過ごし方をします。お酌の文化はなく、自分のペースで楽しみます。
いかがでしたでしょうか?
今回は、ブラジルのビール事情について紹介しました。