ブラジル在住歴6年目になりますが、ブラジルでは「ある匂い」がしません。
それは、晩御飯の匂い！シュハスコの匂いはするのに、平日はご飯の匂いがしないんです！
今回は、ブラジルの晩御飯について紹介します。
日本人には空腹続出！？
日本とブラジルでは晩御飯事情が異なるので、３つの問題としてまとめてみました。
日本では、晩御飯を準備する夕方になると、カレー、肉じゃが、おでん等といった、
その家の食卓を連想する匂いが漂ってきます。しかし、ブラジルではその匂いが殆どしません。
ブラジルの晩御飯が軽食すぎる問題
日本では、夕方になると何処の家からも漂う夕食の匂い。
お隣はカレー、お肉の料理などといった食卓を連想する良い匂いが漂ってきます。
そういった何処にでもある家庭の匂いが、ブラジルでは不思議なことにあまりありません。
ブラジルでは、朝食と夕食を軽めに済まし、昼食をしっかりめに食べます。
晩御飯はスープ、サンドイッチ等の簡単な食事で終わらすことが多く、あまり食べません。
外食率も高いので、レストランや宅配等で済ませる人も多いです。
日本人のように、朝食、昼食、夕食の食事をこだわって作らないかもしれません。
人様の晩御飯にケチをつけるつもりなど毛頭ありませんが、
実は「晩御飯が軽食すぎる問題」に巻き込まれることもあるんです。
夜の誕生日会、軽食しか出てこない問題
ブラジルでは老若男女行う誕生日パーティーでは、夜に行われることも多いです。
パーティーでは、主催者にもよりますが、
簡易的なパーティーではSalgadoと呼ばれる軽食パンしか出ません。
一般的なSalgadoといえば、こちら！
ケーキと同じ机に飾られるので、小指サイズの惣菜パンしか出ません。
これが晩御飯なのかと、皆の胃を心配しますが、
軽食パンを食べて、ケーキを食べて、解散というのが一般的。
ケーキが結構重いので、お腹もちになるのかもしれませんが、
ブラジルのケーキは甘すぎて食べれないので、結果空腹で帰ることになります。
晩御飯をしっかり食べたい方は、空腹で帰ること間違い無し！？
何か招待を受けたら、行く前か帰宅後に食べれる食事を用意したほうが無難です。
食事の量にも驚いたのですが、一番驚いたのは夕食の時間。
晩御飯の時間が遅すぎる問題
友人が出来ると、夜に飲みに行こうというお誘いがあります。
晩御飯は、だいたいおつまみになります。
スタート時間が21時以降なので、なんともいえない時間帯ですが、一番遅くて24時でした…。
ブラジルでは外出前にシャワーを浴びることが多いので、スタート時間が遅くても、
到着が遅くなることはしばしばあり、解散時間も遅くなります。
晩御飯が遅くても空腹だし、外出しても、おつまみ程度なので、
どちらにしても空腹…という辛いところです。
外出するときは、周囲から大食いだと思われようが、足りないときは別で頼む事にしています。
帰宅しても空腹は辛いので…割り切る事にしています。笑
ただ、深夜の外出は事件に巻き込まれることが多く、危険なので極力控えてください。
まとめ
ブラジルの晩御飯では、３つの問題があります。
一つ目は、ブラジルの晩御飯は軽食すぎる！！という点です。
隣人がよほど料理好きで無い限り、晩御飯の匂いは殆どしません。
ブラジルでは、晩御飯が軽食だったり、デリバリーが多いので、
隣人からは、「すごい良い匂いがする」って言われました。
まぁ、人様の晩御飯なので、なんでも良いのですが、
誕生日会などでは要注意です。
二つ目は、夜の誕生日会に軽食しか出てこない！！ということ。
普段の夕食が少ないので、誕生日会でも軽食が一般的です。
たまに、晩御飯が用意されていることもありますが、
多くの誕生日会では軽食程度でした。
晩御飯をしっかり食べたい人は空腹になるので、
行く前か帰宅後に食べることをお勧めします。
最後は、夕食時間が遅すぎる！！
ブラジルの友人たちと夜ご飯に行こうという話になり、
だいたい出かけるのは２１時以降。
しかも、晩御飯はおつまみ程度になるので、やっぱり空腹になります。
深夜遅くの外出は危険ですので、極力控えてください。
いかがでしたでしょうか？
今回は、ブラジルの晩御飯事情について紹介しました。
