文化

【文化】シュラスコの意外な歴史!?男性が担当する意味がある!?

alt=”ブラジルのシュラスコ”文化
Churrascariaで並ぶ肉たち

ブラジルの伝統料理といえば、シュラスコ。
シュラスコの歴史って、何?

牛肉や豚肉、鶏肉を、80cmほどの鉄串に刺し、岩塩をふって、炭火で焼くという、
いわばBBQ的な肉料理があります。

日本で鍋奉行と言えば、鍋物を食べるときに、食材の入れ方などを指示したり、
鍋料理を仕切る人ですが、

ブラジルでは、お鍋ではなくお肉を仕切る、鍋奉行ならむ肉奉行がいます。

今回は、男性が活躍する日!?ブラジルのシュラスコについて紹介します。

ブラジルの伝統料理!シュラスコの起源。意外とショッキングな話・・・。

alt=”ブラジルのシュラスコ”
Churrasqueira(シュラスコ/シュハスコ)

シュラスコの歴史は、ブラジル南部が起源とされ、17世紀から始まったと言われています。

当時、南部のカウボーイたちが牛を放牧して、何日も家に帰れないカウボーイの簡単な料理として、
その場で牛を殺し、火で炙って食べるようになったのが始まりと言われています。

なかなかショッキングな話ですが、岩塩は牛の餌としてガウーショ(リオグランジドスール州の人々の呼び方)の間でシュラスコの習慣が広まり、1970年代からブラジル都市部のレストランでも提供されるようになりました。

各家庭の庭やガレージには、シュラスケイラと呼ばれるシュラスコを焼く道具があり、ブラジル人の家には欠かすことのできないものです。

alt=”ブラジルのシュラスコ”
Churrasqueira(シュハスケイラ/シュラスケイラ)

シュラスカリアのスタッフが、圧倒的に男性が多い理由

シュラスカリアには、女性のスタッフが少なく、ほとんどのウエイターは男性。

alt=”ブラジルのシュラスコ”
Churrasco(シュハスコ/シュラスコ)

これ、理由があるんです。

ギャルソン、パサドールと呼ばれる男性ウエイターが、程よく焼けたお肉を串のまま客席に運び、40cmほどの鋭利なナイフで、目の前で食べたい量を切り分けます。

alt=”ブラジルのシュラスコ”
Churrascariaの男性スタッフ

本来、シュラスコは男性の料理であり、男性が全てを担います。

お肉の仕入れから肉のカットと、塩加減まで、誰にも手を触れさせることはありません。

こうした中で、Churrascaria(シュラスカリア)は、男性のスタッフのみが肉を切り分けるため、
圧倒的に男性スタッフが多いかと思います。

女性が家事を休める日。休日は男性にお任せ!

休日に行われるシュラスコ。

このお肉を焼くのは、主にその家の家長的な存在の男性が担当します。

その理由は、前述した通りで、
シュラスコの日は男性が担当するので、
休日は女性を家事から休めようという意図もあるようです。

女性は、ヴィナグレッチ(Vinagrete)と呼ばれるソースを作ります。

玉ねぎ、ピーマン、トマトを微塵切りにして、

塩、酢、オリーブオイルを合わせたものと混ぜ合わせます。

このソースが、お肉をサッパリさせてくれます。家の味とされ、各家で異なります。

サラダやソース等は女性が作るのですが、

シャラスコの日は家族や友達を招待することが多いので、

女性はビールなどを飲み、友人たち等ゲストと話して、ゆっくりした休日を過ごすことが出来ます。

シュラスコのはしごを経験。家によって変わる焼き具合

珍しいことなのですが、シュラスコの約束が重なってしまい、はしごをしたことがあります。

シュラスコは基本的に1日ずっと食べ続けるので、はしごは本当に辛いものがありました。

男性が担当するお肉の焼き具合は、お肉担当の人の食へのこだわりが反映されており、

この日の一軒目は、すごく仲良い友人の家だったのですが、料理に興味がないので、お肉を焼いているにもかかわらず、一旦移動して、肉を見に行くなどを繰り返したので、焦げ焦げのお肉でした。

はしごした二件目の家のシュラスコは、焼き具合が好みだったこともあり、
満腹にもかかわらず、無限に食べることができます。

おそろしいことに、塩加減がビールと相性が良いので、無限ループにおちいります。

シュラスコに招待された時は一品作ることもありますが、ほぼ何もすることが無いので楽です。

シュラスコは人の好みが分かれる!?肉汁溢れるお肉と焦げ焦げ肉

我が家でシュラスコとした時に、人の好みの焼き具合が分かれると感じたことは、

少しでも赤身や肉汁があると「生だ。」と言う人もいるので、

牛肉の肉汁が出て、程よい赤身があるお肉と、

肉汁が吹き飛んだ焦げ直前の(カスカスお肉)を用意しないといけません。

シュラスコの起源であるガウーショの人々は、焦げ直前のお肉を好む傾向にあるので、

今もシュハスコに残っているのかもしれません。

焦げ直前のお肉を食べるのは、ブラジルくらいしか見たことがありませんが、

ゲストによって、2種類の焼き具合のお肉を用意しないといけません。

日本でも楽しみたい方に、シュラスコ用のお肉セットはこちら!

日本でも、ブラジルのシュラスコを試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

ブラジルの伝統料理といえば、シュラスコ!

このシュラスコは、男性が担当します。まさに、鍋奉行ならぬ、肉奉行。

シュラスコは、RS(リオグランジドスール)州から始まり、カウボーイの料理として誕生しました。

男性の料理で、仕入れから焼き具合、塩加減まで全てを担います。

こうした理由から、シュラスカリアでは圧倒的に男性スタッフが多いかと思います。

シュラスコが行われる日は、男性がお肉を焼いたりするので、
女性がサラダやソースを作ったりしますが、比較的普段よりも家事を休めます。

お家によって、焼き具合が異なるので、いろんな家のシュラスコは楽しいですよ。

シュラスコは、食文化だけでなく、友人とも楽しい時間を共有できるので、
ブラジル文化を知るうえでも、ぜひ誘われたら行ってみてください。

タイトルとURLをコピーしました